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雲を霞めて 探すまでも無く たたずむ幻想を今捕らえて 指の隙間から逃げ出す現実の残像を 忘れ去ってしまう 流れ出した錯覚は 感覚を奪い 溢れゆく虚像に溶け込んでしまうから 視覚に舞う その途中で 手をのばして 響かせて その手に揺れる世界を 遠くで聞こえる雨の音を 渇れた空へ 描く雲を 見失い消える前に 届けるように 乱されたはずの空白は 季節が変わっても 埋まることを知らず こぼれ落ちた影は 大地に溶け込み その先を常に急いでいく足音 視覚に舞う その途中で 手をのばして 響かせて その手に揺れる世界を 遠くで聞こえる雨の音を 渇れた空へ 描く雲を 見失い消える前に 世界を 描く世界を 見失い消える前に 錆び付き曇る前に 起こる奇跡待たず 次の願いへ 放て 揺れる世界を 描く世界を 見失い消える前に 錆び付き曇る前に 起こる奇跡待たず その世界を 描く世界を 次の願いへ 放て |